【第1回】特別企画:Oppo Find X8を、iPhoneやPixelシリーズと比べてみる

当記事は、OPPO様からスマホ本体をお借りしてレビューしておりますが、特にレビュー内容に関する制限を受けておりませんので、本音でレビューさせていただきます。どうぞお楽しみください。
かつて私はFind X2 Pro、Find X3 Proという機種をメインで使っていました。
カメラバンプまでスムーズに繋がる宇宙船のようなデザインはもちろんのこと、カメラ性能がとてつもなく良く、息子が幼い頃の写真の多くはこのスマホで撮影したのを覚えています。
Find X3 Proの販売終了からしばらく経過しても、X5、X6、X7などのシリーズは一切国内販売されませんでした。期待して待ちましたが、私の希望が実現することはありませんでした。
そして2024年12月、ついにFindシリーズの次世代期が日本世紀発売されました。

https://www.oppo.com/jp/smartphones/series-find-x/find-x8

私は飛び上がるほど嬉しかったのですが、ちょっと待てよ?と思いました。そう、過去のX2やX3の時のようなProモデルではないのです。
そこで、今回国内発表されたX8と、グローバル版のX8 Proの違いを調べてみました。
📊 OPPO Find X8 vs Find X8 Pro 比較表
項目 | Find X8(日本版) | Find X8 Pro(海外版) |
---|---|---|
発売地域 | 日本国内で正式販売。au +1 collection、IIJmio、家電量販店、ECサイトなどで取り扱い。 | 中国、オーストラリア、イギリスなどで展開(日本未発売)。 |
価格帯 | 約13万9800円(税込) | 約19.4万円(インドネシア価格換算)。 |
ディスプレイ | 約6.6インチ AMOLED、解像度2760×1256、リフレッシュレート120Hz、最大輝度1600ニト | 約6.78インチ AMOLED、解像度2780×1256、リフレッシュレート120Hz、最大輝度4500ニト。 |
サイズ・重量 | 約157×74×7.9mm、約193g | 約162.3×76.7×8.2mm、約215g。 |
プロセッサ | MediaTek Dimensity 9400(3.63GHz×1+3.3GHz×3+2.4GHz×4) | MediaTek Dimensity 9400。 |
メモリ構成 | 16GB RAM(最大28GB相当まで拡張可能)+512GBストレージ | 最大16GB RAM+1TBストレージ。 |
カメラ構成 | 50MP 広角(F1.8)+50MP 超広角(F2.0、画角120°)+50MP 望遠(F2.6、光学3倍) | 50MP 広角+50MP 超広角+50MP 3倍望遠+50MP 6倍超望遠(クアッド構成)。 |
ズーム性能 | 光学3倍、デジタル最大120倍。 | 光学3倍+6倍、デジタル最大120倍(デュアルペリスコープ)。 |
インカメラ | 約3200万画素(F2.4) | 約3200万画素。 |
バッテリー | 5630mAh(シリコンカーボン電池) | 5910mAh(シリコンカーボン電池)。 |
充電性能 | 有線80W(約58分で充電完了)、ワイヤレス50W | 有線80W、ワイヤレス50W。 |
防水防塵 | IP68/IP69(高圧温水にも対応) | IP68/IP69。 |
物理ボタン | アラートスライダー搭載 | クイックカメラボタン、アラートスライダー搭載。 |
AI機能 | AI写真補正、AIノートアシスタントなど(2025年3月以降のソフトウェアアップデートで対応予定) | AI望遠ズーム、AI写真補正、AIノートアシスタントなど。 |
おサイフケータイ / NFC | 非対応 / 対応 | 非対応 / 対応。 |
生体認証 | ディスプレイ指紋認証 / 顔認証 | ディスプレイ指紋認証 / 顔認証。 |
OS | ColorOS 15(Android 15ベース) | ColorOS 15(Android 15ベース)。 |
対応SIM | nanoSIM+eSIM(デュアルSIM対応) | nanoSIM+eSIM(デュアルSIM対応)。 |
✅ Find X8 のメリット・デメリット
メリット
- 軽量・薄型で片手操作がしやすい(193g)
- IP69対応で高圧温水にも耐える堅牢性
- 高性能な3眼カメラとHasselblad監修の色再現
- 日本国内で公式サポートを受けられる
デメリット
- 超望遠(6倍)カメラが非搭載
- クイックカメラボタンやアラートスライダーが未搭載
- バッテリー容量がProよりやや少ない(5630mAh)
✅ Find X8 Pro のメリット・デメリット
メリット
- デュアルペリスコープによる3倍+6倍の光学ズーム対応
- 全カメラが5000万画素で、どの倍率でも高画質撮影が可能
- クイックボタンで0.4秒の高速カメラ起動やズーム操作が可能
- 大容量5910mAhバッテリーで長時間駆動
- AIズームやAI写真補正などの高度なAI機能を搭載
デメリット
- 重量が215gとやや重く、片手操作には不向き
- 価格が高めで、日本国内での公式サポートが受けられない
- クイックボタンの操作性に改善の余地があるとの指摘も
ってことで、カメラの構成などに若干の違いはあるものの…
結論:普段使いでは、スペックほぼ変わんない
そして、保証やアフターサポートなどを考えると、国内正規で販売されたX8の方が断然いい!

ってことでお借りしました!OPPO様ありがとうございます!!

ハッセルブラッドのロゴが印字された箱カッコ良すぎ。
ハッセルブラッドのカメラを買おうと思ったら、ボディだけでも最低50万円以上するので…そのブランドのカメラがスマホで使えると考えたら10万円台は安すぎですよね。

国内版なので容量は一択。メモリ16GBのストレージ512GBモデルでした。いやぁ、十分すぎるでしょ。同じような大きさ&スペックのiPhone16ProMaxなら約22万円なので、いかにバーゲンプライスかお分かりいただけるかと思います。

私がお借りしたのは『スターグレー』という色です。純粋なシルバー色!というよりは、シャンパンゴールドが少しシルバーに混じったような温かみのある綺麗な色です。もし自分で買うとしてもブラックよりこちらを選ぶと思います。そしてクリアケースが標準で付属していました。
私がこの記事を執筆している2025年5月時点では、Amazon内でスターグレー色が売り切れていました。やはりこちらの色の方が人気っぽい印象ですね。
肝心のお値段ですが、発売当初の13.8万円から少し下がって、約12.7万円 − 4500ポイント、つまり実質12万円ちょっとでこのスペックのスマホが買えてしまうことになります。これは衝撃的な価格です…

それでは本体をじっくり見ていきましょう。左側がOppo Find X8(6.6インチ)、右側が私の手持ちのiPhone16Pro(6.3インチ)です。X8の方が一回りくらい大きいので、おおよそPro(6.3インチ)とProMax(6.9インチ)の間のサイズというイメージで良いかと思われます。

ディスプレイ側はこんな感じです。X8のディスプレイはかなり明るく、iPhone16Proに対して劣っているようには全く見えません。これは素晴らしいです!!

カメラ部分はどうでしょうか?レンズ自体は右のiPhoneの方が大きめに見えますが、iPhoneは実際のレンズサイズよりも黒縁で大きく見せているので、レンズサイズ同士の差はさほど変わりません。

X8は4眼カメラに見えますが、下側の黒い部分(上記写真↑では左下の部分)はカメラではなくセンサーのような部品なので、実際には上3つの3眼カメラです。

本体側面(左側)には、スライドスイッチがついています。サイレント・バイブ・着信音の3モード切り替えができるので、物理スイッチで3モードが切り替えられるのは非常に便利ですし、私は初めて見ました。iPhoneの方はアクションボタンに割り当てればサイレントモードの切り替え等が可能です。

本体側面(左側)のボタンはボリュームの上下です。iPhoneでは左側面にあったので、ボリュームボタンの位置が左右逆ですね。iPhoneは大きめのパワーボタンと、ほぼ使わないカメラコントロールボタンがついています。

ケースに入れてみるとこんな感じですね。こうやってみてみると、X8のカメラバンプもそんなに大きく感じません。むしろレンズの黒縁部分が小さいので、非常にスマートなデザインに見えます。
で、肝心のカメラ性能ですが、現在テストをしております。
iPhone16Proに加え、仕事で使っているPixel8も参戦して、Find X8 Proとのカメラ対決を現在準備しております。AppleとGoogleのカメラに対して、Oppoのカメラはどこまで検討するのか!?乞うご期待くださいませ!!!