Galaxy Note20 Ultra 5Gのケース選び【第3弾:PITAKA Mag EZ Case】
さてついに、Galaxy Note20 Ultra 5Gのケース比較も、第3弾になりました。今回が最終回です。
で今回ご紹介するケースは、PITAKAさんのMagEZ Case。
私が今まで運営してきた本音ブログ:MCH(http://mch.blog.jp/)でも何度もご紹介させていただいた定番中の定番です。iPhoneやGalaxy使いの方は既にご存知の方が多いのではないかと思います。
今回も再びPITAKA様よりケースを無償にてご提供いただきましたが、一部PRを交えつつも、悪いところは悪い!良いところは良い!というスタンスで、ハッキリと採点させていただきます。PITAKA様、正直に書いていくのでお気を悪くなさらずに。悪いところは次回以降で改善していただけますと、ユーザー皆が助かります。
それでは始めましょう。
はい、見慣れた箱。高級ケースといえばこのブランドですね。私も今までずっと自腹で購入しておりましたが、なかなか自分ではレビューのためだけに買えないのでPITAKAさんにお願いしたところ、快くご提供いただいたご恩は今でも忘れません。ですがここから先は正直に述べていきます。
後ほど詳しく述べますが、PITAKAさんのMagEZ Caseには『アラミド繊維』という防弾チョッキと同じ素材の繊維が用いられており、非常に薄くて軽くて丈夫ながら、その間に金属が挟まれており、マグネットでくっつきます!これはいつも思うけど凄い技術です。
箱はスーッと開きます。
はい。毎度のことながら最高にカッコイイ。もはやデザインに関してはこのケースを超えるものなどないと思うほどにかっこいいです。
裏面まで模様があります。それはそうですよね、繊維が織られているから。
装着してみました。薄すぎて、表側から見たら付けているのかどうかが分かりません。
ケース下部。アクセスのしやすさはバッチリです。穴のズレも一切ありません。
ケース右サイド(ボタンがある方)。ボタン部分は丸出し状態なので非常にボタンが押しやすいですが、その部分は一切保護されないので注意が必要です。
ケース上部。曲線と直線をうまくここまで繊維で包めるなぁと感動します。
ケース左サイド。お分かりでしょうか?このケースというか他の機種用も同じなのですが、エッジディスプレイ用のPITAKAさんのケースは、エッジのギリギリまで保護されないので、中のブロンズ色が見えています。これはおしゃれで良いという反面、指の腹部分がケースの端に当たって少し痛いこともあります。
カメラ部分。もはや職人技の様な0コンマ数ミリの範囲で、少しだけカメラ側が下がっています。つまり、ギリギリ机などにぶつからない設計になっております。
こんな感じ。カメラ周りの保護性能は少し低いかもしれません。しかしデザインは本当に最高です。
うん、カメラから地面に落としたら流石に割れそうですね。どのケースもそうですが。ただ、このケース…先ほども申し上げた通りアラミド繊維でできておりますので、この薄さながら耐衝撃性能は半端ないです。私は他の機種で何度も落としましたが本体は無傷でした。
ディスプレイ部分の出っ張りも、カメラで捉えられないほど細いのですが、ほんの少しだけディスプレイより出っ張っており保護しております。まさにミニマリズムです。
それでは採点です。
【採点項目】
1:取り付け、取り外しがしやすいか
かなり硬そう というか 正直ガッチガチに硬いのですが、意外と柔軟性もあるので取り外しもしやすいです。何度か取り外ししましたが、光沢のある金属部分も傷つくことはありませんでした。8点。
2:端子等へのアクセスのしやすさ
非常に薄いので、一切邪魔になりません。どんなケーブルでも大抵挿さると思います。9点。
3:ボタンの押しやすさ
ボタン丸出し=裸で使っているのと同じなので、当たり前ですが最高に押しやすいです。10点。
4:耐衝撃性および保護性能
アラミド繊維は確かに丈夫です。私自身もこのシリーズのケースを何度も使って、今まで本体にダメージを受けたことは一度もありません。ただ他のケースと比べると『薄すぎる』という不安材料があり、特に今回のGalaxyはカメラが前代未聞レベルに大きく、重心もカメラ側に傾いているので非常に不安です。5点。
5:ケース自体の軽さ
最高です。ケースの重みを全く感じません。10点。
6:グリップ感、すべりにくさ
アラミド繊維のケース自体、ほぼ滑らないし指紋もつきにくいのですが、エッジディスプライ機種の場合は背面川を重点に保護するあまり、サイドを持った時に指が痛くなることもあるので、7点。
7:車載ホルダ等、周辺機器との連携
すみません、PITAKAさん。ここは特に今後のためにも言わせてください。
専用の車載ホルダはカッコよさもフィット感も完璧なんです。
商品はこちらです。スマホのサイズに合わせてサイズを変えられる上、Qi充電にも対応しています。
急速ワイヤレス充電だって可能です。
ただ、マグネットが強力に(正しく)くっつく位置は、Galaxy Note20 Ultraだと、こんな感じになってしまいます。そう、ホルダ(アダプタ)の上部が一番下の望遠カメラに当たってしまうんです。
この左側の部品を見ていただくとわかる様に、ゴムのパッドがあるのでカメラへのダメージはありませんが。
カメラの当たらない様にこの位置にすると、マグネットの磁力が弱まって落ちてしまいます。
わかりやすくアダプタだけでくっつけてみるとこんな感じ。カメラの直上に乗っかってしまいました。
アダプタを外せばなんとかくっつきましたが、それでも少しカメラユニットの下部に重なって少し斜めにくっついてしまいます。ここは要改善点だと思います。Galaxy Note20 Ultra 5G専用品ではないにしろ、この様な素晴らしい純正車載ホルダが用意されている上に、ゴム部品によってカメラ側へのダメージがないのですが、少し気になるので…2点。
実際に車に装着してみると、バッチリ取り付けできて見栄えもいい上に、マグネットでのワンタッチ取り付け&急速ワイヤレス充電もできるので最高のセットになります。それだけに今回の仕様は気付いた時点で少し残念に思いました。PITAKAさん、どうか今後とも頑張ってください!!
8:カメラ部分がガタガタしないか
薄型を追求したケースですので、流石に段差はあります。ただ段差は最低限なので、裸で使うよりはだいぶマシです。6点。
9:高級感、所有欲を満たすか
最高ですね。このケースを超える高級感にはまだ出会ったことがありません。汚れにくい、指紋がつきにくい、デザイン最高ってのもファンであるポイントです。文句なしの10点。
10:価格(コスパの良さ)
税込5,499円。間違いなく、それ以上の価値はあるケースだと思います。作りの良さも最高なので10点。と言いたいところなのですが、今回のマグネット位置の問題と、急速ワイヤレス充電機能も搭載した車載マウントの価格が高い5,799円ということで、学生さん等には非常に厳しい高級っぷりなので、8点。
総合得点:75点
総評:最高に所有欲を満たす高級感。今回比較した3つの中では最強のケース。
オプションの車載ホルダ用マグネットの位置だけが残念!改良望む。
ただし、最後に朗報があります。
車載ホルダ使わない方は、車載ホルダ用のマグネットがケース内部に内蔵されていない分、さらに薄くて軽い『Air Case』という選択肢もありますので是非。より軽く、よりキメ細かいアラミド繊維ならでがの質感をお楽しみいただけます。こっちも欲しい!!!